仕事初め
天気 晴れ
今日から私の会社は仕事初め。朝6時半に起床し7時の電車に乗って職場に向かう。まだ仕事が始まっている人は少ないのだろう。スーツ姿のサラリーマンは見当たらず席もガラガラだった。
新年、正月明けということで少し周りは浮かれていたと思う。お正月休みの間私は誰とも会っていない。仕事中の皆んなのおしゃべりとか、「あけましておめでとうございます」という出勤時の挨拶とかがなんだか懐かしく感じた。
そんな新年一発目だけど私は朝からお腹が痛くて隙を見てはトイレに何回か駆け込んだ。感じからしてノロかなと少し心配になったけど全く下痢ではなく寧ろ何もでず…。昼頃には腹痛も治りいつも通り。久しぶりに働いたからその反動だろうか。
午後、職場の別の部門の人がPCRを受けて陽性になったという連絡がとどいた。うちの会社では他の店では何人か出ていたのだが遂にウチにもきたかという感じ。感染しないこと、しても無症状で終わることを願う。
陽性、陰性に拘らずPCRを受けた従業員が出た場合は直ちに作業場の消毒作業を行い、その写真を撮って本社に送信することになっている。今回もその写真撮影が行われたのだが正直ただのアピールでしかない無駄な時間だと思った。こんなの形だけだ。昨年に緊急事態宣言が出た時は地獄だった。私の職場には多くの人が来店しまともに歩けず、商品の棚の前に行くにも人をかき分けなければ辿り着けないという状態になった。なんでこんなに混んでいるんだと消費者センターにクレームを入れる人もいた。みんな馬鹿ばっかだと思う。なんで自粛しないのか。
久しぶりに働いて疲れた気がする。シフトのおかげで明日、明後日と私は公休だ。お正月休み後半ってことにして楽しもうと思う。
お正月休み最終日
1月3日 天気 晴れ
昨日から東京に1泊して目覚めるビジネスホテルのベッドの上。山手線のホームが部屋の窓の直ぐ下で、電車が通過する音や発車音がよく聞こえる部屋だった。チェックアウトまで箱根駅伝を映してお正月っぽさを演出した。
せっかくのお正月休み3日目も相も変わらず何かする気には慣れなかった。わざわざ東京まで来たので帰宅前にとりあえずショッピングでもしておこうと思って、新宿の紀伊国屋書店とビックカメラへ向かった。
ビックカメラではNikonのフルサイズミラーレス一眼Z5のレンズキットを購入した。昨年の10月ぐらいからカメラを買う為に節約して富士フイルムのX-S10やSONYのα7cと悩みに悩んで結局Nikonにした。昨年1年頑張った自分へのご褒美だ。カメラを買ったことがきっかけで少しは毎日が豊かに慣れば良いな。
職場の昼休みに読む小説を探して紀伊国屋書店新宿本店へ行った。何を買うかは決めていなかったのだけどコレが目に留まったので購入することにした。タイトルのちょっと儚げな感じがなんか好きな感じがした。読むのが楽しみ。
東京から帰宅して時刻は午後2時。切り餅を3個昼ごはんに食べて気がついたら寝落ちしてた。夕方4時で日は暮れていた。
私の会社は明日が仕事初め。私のお正月休みは今日で終わり。
今年は人生で初めてお正月に実家に帰らなかった。
お正月というかコロナ禍の影響でまるまる1年間実家に帰っていない。
『僕たちから何も引かないでください。神様お願いです。』
去年の夏「天気の子」を観た時は、東京が水没してあんな世界は嫌だなぁなんて思った。
まさか本当に現実の世界がこんな感じになるなんて思わなかった。
今年はどんな1年になるのかな。
お正月休み 2日目
天気 晴れ
今日はお正月休み2日目。相も変わらず今日も予定は無い。
朝のんびり起きてから年越しそばの残りをブランチにして食べる。
せっかく休みで今日も天気が良かったので学生時代を過ごした杉並区へ出かけた。
西武新宿線がドラえもん仕様になっていた。よく見るとドアがドラえもんの顔になっている。
下井草まで行って何もせずに戻った。都内の人も僅かに減っているのか皆んな家絵で大人しくしているのか人は少ない感じがした。
その後、都内のビジネスホテルにチェックイン。
お金が無いのに、一瞬の欲望の為に無駄遣いをしてしまった。
たった数時間で終わりの物にお金を使うのは無駄だと改めて気付かされた。
もう２度と後悔は繰り返さない。
そう思ったけど、きっとまた繰り返してしまうのだと思う。
私のお正月休みは明日で終わり。一応4日に出勤したらまた5、6と休みなのだけど。
読書が好きなので明日は書店に行って何か本を買おうかなと思う。
ビックカメラのポイントが溜まっているのでビックカメラにも行こうかな。
初詣にも行けたら行ってみようか。
元日
天気 晴れ
大晦日の昨日は紅白を観ながら寝てしまったようで、気がついて時計に目をやると早朝の4時だった。
（ゆく年くる年観れなかったな）
なんて思いながらベッドに移動して２度寝をすることにした。今年私は、人生で始めてお正月に帰省をしなかった。コロナ禍だからというのが大きな理由だけど、特に帰りたいとも思わなかった。1人が好きな私は家族と一緒にいる事があまり好きではなくて、毎年軽く喧嘩して自分の家に帰るのがここ数年のお約束になっていた。コロナ禍だった影響で親に話したい想い出話も特に何も無かったので今年は帰省しないことにしていたのだ。
朝、9時過ぎになって２度目の起床。スマホを見ると、会社の上司、以前の職場のパートのおばさん、母親の3人からあけましておめでとうのLINEが届いていた。上司からは4月に昇進試験があるから頑張れ。パートのおばさんからは、早くチーフになってこの店に帰ってきてという内容。母親からのLINEは長くて読む気になれなかったので適当に返信した。テレビで新年のお笑い特番を見ながら、ぼけーっとして午前中は終わった。お正月っぽい物を食べようと思ってスーパーで買っておいた切り餅を3個出してベーコンと一緒に焼いて昼食にした。
午後、せっかく良い天気なのだし新年なんだから外に出ようと思って、電車に乗って大型ショッピングセンターと大きな公園が隣接している場所に行ってみたのだが、やはり元日なので、どこを見渡しても親子連れやカップルばかりだった。小さな子どもが楽しそうにはしゃいでいて、それを見ている両親も笑顔だった。私もそろそろ結婚しなければいけないような歳なのに全くその気配がなくて勝手に劣等感を感じてしまう。なんだが居心地が悪くてすぐに駅へと引き返し帰宅した。
その後も特に何かするわけではなく、ネットサーフィンしながらダラダラと時間だけが過ぎて貴重な正月休みの1日目が終了した。夏休みの時は1人旅とかショッピングしようとか色々情熱があったけどコロナ禍を経て、殻に篭りがちな私の心は余計に閉ざされた気がする。
明日はもっと充実した1日になれば良いなと思いながら、もう寝ることにした。
