UCHIITO

人見知り、一人暮らしの私の日記です。

元日

天気 晴れ

 

 大晦日の昨日は紅白を観ながら寝てしまったようで、気がついて時計に目をやると早朝の4時だった。

ゆく年くる年観れなかったな)

なんて思いながらベッドに移動して2度寝をすることにした。今年私は、人生で始めてお正月に帰省をしなかった。コロナ禍だからというのが大きな理由だけど、特に帰りたいとも思わなかった。1人が好きな私は家族と一緒にいる事があまり好きではなくて、毎年軽く喧嘩して自分の家に帰るのがここ数年のお約束になっていた。コロナ禍だった影響で親に話したい想い出話も特に何も無かったので今年は帰省しないことにしていたのだ。

 

 朝、9時過ぎになって2度目の起床。スマホを見ると、会社の上司、以前の職場のパートのおばさん、母親の3人からあけましておめでとうのLINEが届いていた。上司からは4月に昇進試験があるから頑張れ。パートのおばさんからは、早くチーフになってこの店に帰ってきてという内容。母親からのLINEは長くて読む気になれなかったので適当に返信した。テレビで新年のお笑い特番を見ながら、ぼけーっとして午前中は終わった。お正月っぽい物を食べようと思ってスーパーで買っておいた切り餅を3個出してベーコンと一緒に焼いて昼食にした。

 

 午後、せっかく良い天気なのだし新年なんだから外に出ようと思って、電車に乗って大型ショッピングセンターと大きな公園が隣接している場所に行ってみたのだが、やはり元日なので、どこを見渡しても親子連れやカップルばかりだった。小さな子どもが楽しそうにはしゃいでいて、それを見ている両親も笑顔だった。私もそろそろ結婚しなければいけないような歳なのに全くその気配がなくて勝手に劣等感を感じてしまう。なんだが居心地が悪くてすぐに駅へと引き返し帰宅した。

 

 その後も特に何かするわけではなく、ネットサーフィンしながらダラダラと時間だけが過ぎて貴重な正月休みの1日目が終了した。夏休みの時は1人旅とかショッピングしようとか色々情熱があったけどコロナ禍を経て、殻に篭りがちな私の心は余計に閉ざされた気がする。

 

 明日はもっと充実した1日になれば良いなと思いながら、もう寝ることにした。